被曝リスクは安心レベル!原発御用による福島原発の炉心調査方法を大胆提案


第4章 原発御用による炉心調査方法

1.格納容器内突入部隊(炉心調査)の人材選定

豊富な御用資源を活用できる環境にあることは、我が国にとって歓迎すべき状況である。

現場の状況を考えると少人数で構成され、回転率を上げることが必要だと考えられる。
そこで、1班は3名で構成され、多数の班を組織することが望ましい。すなわち、原子力研究者をリーダーとして、医療関係者を副リーダー、御用知識人をサポート役とし、これを数十班以上編成する。

班員の役割は下記の通りである。

班員の構成と役割@
リーダー:原子力研究者・原子力行政の官僚等

原子力関係者は、豊富な原子力および原子力発電所の知識を活かし、最短距離かつ安全に炉心捜索を実施する。

なお、「1億年に1回しか格納容器は壊れない」の検証、「爆破弁の作動状況の確認」、「プルトニウムを飲んでも大丈夫」の検証などの研究活動を行ってよい。

班員の構成と役割A
副リーダー:医療・放射線関係者

放射線に関する関係者・研究者(放射線防護・被曝医療など)は、被曝管理およびチーム内での情報共有の役割を果たす。

想定外の事象が発生した場合には、野戦病院的な役割を担う。格納容器内の環境では高度な医療は不可能であるかもしれないが、基本的には、我が国の権威の「ニコニコしている人には放射線は来ない」発言を用いて精神論(ストレス低減)を説けば問題ない。

班員の構成と役割B
サポーター:御用文化人・他分野専門家等

文化人・評論家・他の専門家等の御用関係者は、リーダー・副リーダーのサポート役を担う。

カメラマンとして写真による記念撮影や映像撮影を行う。余裕があればブログやツィッター等で情報発信や実況をしても良い。この場合、「報道ベースで」行われることが望ましい。ただし、通信環境や電子機器の放射線量耐性などの問題があるため、少なくとも有線を用いた情報発信が望ましい。オリンパス製の工業用内視鏡を用いて筆談で実況しても良いだろう。

また、これらの役割に加えて、他分野の専門家は、自らが学び、主張している最先端の原子力や被曝影響に関する知見を他の2人に披露しても良い。「今回の原子力の問題でも、死者が出ましたか?」を身をもって検証することも可能であろう。

作業従事者の選定方法

具体的な作業従事者の選定方法は、2通りあるだろう。

1つは、志願制。これがベストであるが、恐らく「さまざまな言い訳」をして拒否する可能性が高そうである。

そうなると、2つ目の方法となる。
徴兵制のような仕組みである。今回の場合は、軍隊とは異なるので、原子力業界への色々な意味での貢献度や影響度、事故後の影響力などによるポイント制(例:獲得ポイントの上位300名を選出)が選択肢の1つとなるだろう。

御用中高年層から多数選出される可能性があるが、ガン死するまでにはある程度の猶予期間があるので、全力で高度な知見を若年層へ移行していただくことも可能である。「お守り」を信じることも重要である。また、若年者および若手研究者の投入が避けられ人材欠如の先送りが可能になる。

なお、格納容器内の線量によっては、2人1組として回転率を上げる場合も想定される。一方で、被曝上限までの余力があれば、炉心捜索完了後に他の専門的作業に従事して頂くこともありうる。

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